1999年の有馬記念と言えば、
秋古馬3冠がかかり、引退レースのスペシャルウィークと
グランプリ3連覇がかかるグラスワンダー
その他にも
翌年から無双する世紀末覇王テイエムオペラオー
連勝で勢いに乗るツルマルツヨシ
メジロブライトにナリタトップロード
なんといっても主な勝鞍「阿寒湖特別」だったステイゴールドが出走(10着と惨敗)
今回はそのレースに似た展開になったウマ娘のレースを紹介
ウマ娘は2本足で走るので、馬の漢字の点が二つになってます。
最終コーナーで上がってくるグラスワンダーとその後ろからマークしながら上がるスペシャルウィーク。
直線で
内で粘るダイワスカーレット(ツルマルツヨシ)
先頭がグラスワンダーに変わる
テイエムオペラオーも来ている
外からスペシャルウィーク
最後はやはり最強の2人。
勝ったのはグラスワンダー
ではなくスペシャルウィーク!
そして伝説へうまぴょいへ…
全勝は初めて。
実際は4㎝差でグラスワンダーが勝ち、2頭目のグランプリ3連覇達成。
スペシャルウィークは秋古馬3冠の偉業が断たれるがゲームでリベンジ。
実際のレースはこちら
今年の有馬記念はエフフォーリアが勝って、今年の3歳世代の強さを見せつけました。
今年は
10歳・4年ぶり3度目。中山大障害を制した「走る伝説」「帰ってきた絶対王者」オジュウチョウサン
ステイゴールド産駒の最後の大物は来年も競技続行の様です。
個人的には引退させてほしい。
2022年も活躍して私に手のひら返しをさせてくれるのが一番だが…。どうか怪我だけは…。
史上3頭目のグランプリ3連覇を達成したクロノジェネシス。
東京大賞典4連覇の偉業を達成したオメガパフューム。
アメリカBCを制したラブズオンリーユーとマルシュロレーヌ(ステイゴールドの孫)
引退の3冠馬コントレイルは種牡馬で頑張れ。産駒成績が良ければ顕彰馬になれるはず。
顕彰馬とは
JRA顕彰馬とは、中央競馬の発展に多大な貢献のあった競走馬の功績を讃え、後世まで顕彰していくために日本中央競馬会30周年記念事業(昭和59年)の一環として制度を発足し1984年に制定されたものである。
顕彰馬の条件は
- 競走成績が優秀な馬(G1 3勝以上)
- 競走成績が優秀で、その産駒の競走成績が特に優秀な馬(GI馬5頭以上、繁殖牝馬は2頭以上)
- その他、中央競馬の発展に貢献した馬(国際的に活躍し中央競馬の評価を高めたもの、又は記録性、話題性、大衆性において貢献した馬)
なのだが、コントレイルは①は満たしているが実際はG1を6勝しても顕彰馬に選ばれないこともあり、4勝では難しい。
③もハイセイコーやミスターシービー、オグリキャップなどの競馬ブームを作ったりした馬が該当。コントレイルは海外に出てもいないので該当無し。(もともと③のための顕彰馬制度のはず)
コントレイルが顕彰馬になるには②を達成するしかない。父に続けるか?
なれないと3冠馬で唯一顕彰馬になっていない不名誉な記録に…。
それにしても②に完全に該当するはずのステイゴールドはほとんど評価されず。当時世界最強馬にも勝って、国内産・国内調教馬初の国際G1制覇したんだから②も③も該当してるだろ!(良くて数票入る程度だった。)エアグルーヴも同じくなぜか評価されず。
父母での評価はされないようで。キングヘイロー残念。
アーモンドアイは文句なしに顕彰馬になることでしょう。
グランプリ3連覇のクロノジェネシスは似たような成績のグラスワンダーがなっていないため現時点では絶望的。産駒に期待するしかない。(基本的に名牝の子は走らないと言われる)
グランアレグリアはG1 6勝なので、現時点でなれる可能性はある。しかし似たような成績のモーリスがまだなのでどうかというところ。
シーザリオは産駒のサートゥルナーリアがG1 2勝目をマーク。②も③も基準をクリアしているが…。
②で評価されているのはどの馬なんだろうとは思う。
重賞0勝の牝馬がいたとして、その牝馬がどれくらいG1馬を出したら顕彰馬になれるのか?
その基準をJRA及び投票している人たちに聞いてみたい。たぶん何も考えてないだろうが。
何のための顕彰馬制度だったか?
実績だけであれば年度代表馬の選定で済むだろう。
もう一度初心を思い出していただきたい。
目標を立てても上手くいってない時は初心を見直すことも必要です。
どんな思いで立てたのか。何がしたかったのか。何をしてきたのか。
人間は目標から外れるのが悪いのではありません。
外れているのに戻ろうとしないのが悪いのです。