人生において、自分自身の道や型を知っているのは大きなアドバンテージになります。
知っているのと知らないのとは人生において天地差であるといってもいいでしょう。
就職の面接で必ずといっていいほど自己分析を聞かれます。自分自身をどれくらい知っているのかと。
ウマ娘メインストーリー第5章よりこのシーンを紹介します。
自分達の走りについて語っているシーンです。
各々が自分の能力・特徴を最大限に生かす戦略を立ててレースに挑みます。
当然のように思いますが、私たちは今それができていると言えるのでしょうか?
自分の特徴を分かっているのでしょうか?
それを生かせる人生を歩んでいると断言できるでしょうか?
この世界は、自分の能力をいち早く見つけて早く長く道を歩んだ人ほど有利なのです。
大きくなって自分探しをしている人は不利なのです。(大きくなっても気づければ良いことですが)
世界有数の投資家であるウォーレン・バフェットはスノーボール(雪玉)に例えてこういいます。
雪だるまは転がしていくだけで大きくなる。株式投資も長期に値上がりする株式を選んでじっと保有していれば雪だるまのように大きくなっていく。
目標を立ててそれに向かって雪だるまを転がしていきましょう。
さらに、ウォーレン・バフェットは「自分の能力の輪の中に居続けろ」といいます。
自分の「能力の輪」を知り、その中にとどまること。輪の大きさは、さほど大事じゃない。
大事なのは、「輪の境界」がどこにあるかをしっかり見極めることだ。「自分の能力が活きる」分野を自覚し、「その土俵の中でだけ」戦うこと。それこそが「成功し続ける」ために最も重要なことだ。
芝・長距離の適性がないハルウララで天皇賞(春)に出走するようなもので、「能力の輪」の外では成功は難しいのです。
ポケモンなら、ヒトカゲは水のジムではきついということです。
「輪の大きさ」(=才能)はさほど大事じゃないのです。
きつくて、苦しい毎日を送っている方はまず、「能力の輪の外」にいるのを疑ってみた方がいいかのしれません。
知らず知らずのうちに自分の人生も「能力の輪の外」で戦っているのだとしたら・・・。
まずは自分を知りましょう。
自分の能力の輪を知る➡能力が生きる分野を見つける➡その土俵の中でだけ戦う
成功の確率が最も高いやり方がこれです。
演奏家のグレン・グールドは若きピアニストたちにこうアドバイスしたそうです。
「演奏以外のすべてをあきらめることだ」
橘玲「残酷すぎる成功法則」
徹底して自分の土俵の中だけで居続けるということ。
それ以外は捨てるという決意。
自分のやりたいことに専念する。それ以外はやらない。
早くから得意分野を見つけて目標を歩んでいる人はとても有利になります。
目標がない人は仮の目標を立ててとにかく動きましょう。動いているうちに自分の能力の輪をみつけよう。体験・経験から得意なことを見つけるのです。
それが人生を攻略する最初の一歩になるはずです。