麻雀

一緒に覚えよう 麻雀初心者による麻雀教室 その2 点数計算

今回は麻雀初心者にとっての鬼門・点数計算です。
役は分かったけど点数が分からないという人は多いはず。
これがほんとにわかりにくい。本やサイトなどを見ても混乱します。

それを克服のためちょうどyoutubeのおすすめにあがっていた動画です。
その動画を見て一緒に学びましょう。

麻雀初めての方へ・・・・
このサイトの使い方を紹介

  1. 麻雀専門サイトを一回見ておく(リンクがあります)
  2. このサイトに戻ってまとめを見ながら思い出す。
  3. ゲームをプレイして、わからないことがあったらここに戻って確認する

人は一度見るだけではなく、ポイントを復習することでより記憶が定着しやすくなるので、ただサイトを見るより覚えやすくなっているはずです。

「符」と「翻」

麻雀の点数は、「符」と「翻」という2つの要素を見て計算します。

符(フ)・・・待ちの種類や面子の形によって与えられる
翻(ハン)・・・役の種類やドラの枚数によって与えられる

アガった際に成立している役の翻数を足していき(ドラは1枚につき1翻が与えられます)、それが点数になります。

点数計算について動画紹介

その動画は因幡はねるさんと日本プロ麻雀協会所属の渋川難波さんが解説する動画です。

出典元:渋川式 麻雀通信

以下は動画からの解説を抜粋したものになるので、動画を見た後で復習・確認用に使用してください。

まず、解説に当たって分かりやすくするために

  1. 「符」という言葉は無視(分かりずらくなるため)
  2. 親は無視(まず、「子」の時だけを考える)
  3. 平和と七対子は無視(基本形を覚えてから)

基本形を覚えてから例外を覚えていきましょう。

満貫以上の点数

翻の数と点数の関係を覚えましょう

タンヤオ(1翻)・ドラドラ(2翻)・リーチ(1翻)・ツモ(1翻)=5翻=満貫8000点

満貫以下の基本形を覚えよう

ここでの注意点は
鳴いている場合のロン(3翻)の場合4000点ではなく3900点
ツモ(1翻)の場合1000点ではなく1100点

ということです。
本来はツモ(1翻)の場合は子から250点なのですが、点数は100が単位のため、繰り上がり300になり、300・300・500で1100点になるのはまだ分かりますが、鳴いている場合のロン(3翻)3900点は意味が分からない。
1000・2000と来たら4000でいいだろうに。昔からの慣習のようなので覚えるしかありません。

リーチ・ツモ・ドラ1 = 4000点(1000・2000)

ポン タンヤオ・ドラ2・ロン = 3900点

ポン タンヤオ・ドラ1・ツモ = 2000点(500・1000)

リーチ・ロン = 1300点

鳴いてない、リーチせず タンヤオのみ = 1300点

平和と七対子

基本形を覚えたところで、他の型に行きましょう。

平和

平和は鳴いたらつきません
なので、鳴いてない時のみ になります

ツモ上がりのでは、平和があると4翻あっても満貫になりません。5翻で満貫になります。

ロンの時4翻で満貫なのに、ツモの場合は5200点にしかならないのか?
リスク=リターンではないのか?

ロンの場合、平和は簡単な手なので鳴いてないけど「鳴いた扱いされる」と覚えましょう

1500点(400・700) → ほんとは1300点(350・700)なのだが50点棒は無いので繰り上がり、400・700になっている。
2700点(700・1300) → ほんとは2600点(650・1300)・・・

50点棒を作ればいいのでは?
繰り上がりまでして点棒にこだわらなくてもいいのでは?
というツッコミを入れたくなりますが我慢しましょう

例題

リーチ・ツモ・平和・ドラ1 = 5200点(1300・2600)

リーチ・平和・ドラ1・ロン = 3900点

リーチ・平和・ドラ2・ロン = 満貫8000点

リーチ・平和・ドラ2・ツモ = 満貫8000点(2000・4000)

リーチ・ツモ・平和 = 2700点(700・1300)

リーチ・平和・ロン = 2000点

平和は鳴いた時と一緒(ロン時)

七対子

七対子はロンもツモも同じ点数。平和と同じく5翻で満貫。
覚えるのは1600・3200・6400。倍になっていくだけなので簡単。

例題

ロン・七対子・赤1 = 3200点

ツモ・七対子・赤1 = 6400点(1600・3200)

1:07:19

鳴いてない タンヤオ・ドラドラ・ツモ → 満貫
                ロン → 5200点

親について

ここからは棚上げにしておいた自分が「親」の場合についてです。

覚えにくい中途半端な数字

子の場合は、鳴いている時1000・2000・3900なのだから、1500・3000・5800でいいはず。
何で減らす必要があるのか?
鳴いてない時は繰り上がりなので、これも50点棒でも作ればいいのでは?
というツッコミを入れたくなりますがここも我慢しましょう

七対子に関しては、子の1600・3200・6400に対して1.5倍するだけなので覚えるのは簡単

符について 1:21:00~

最後に符についてです。
符(フ)とは、アガりの状況や形に応じて与えられるポイントです。

自分の手が1~3翻の時、手の中で12符以上あれば点数が変わります。

12符以上になる時はだいたい、
1・9字牌がアンコになった場合、カンした場合なので、それ以外の時は符を気にする必要はありません。
1・9字牌がアンコになった場合、カンした場合に符のことを考えた方がいいでしょう。

どれくらい点数が上がるかはこちらの表

この表では、子で1翻・鳴いていない時、32符以上ある場合は書かれていませんが、2300→2600→2900→3200→3600と上がっていきます。(2翻・3翻についても同様)
が、ほとんど出てこないので覚える必要なし。

ちなみに動画では無かったのですが、親の符についてはこちら

符の計算についてはプロでも間違うそうなので、間違えても気にしないでおこう。

感想

めんどくさいと思いましたか?
私は思っています。

何でこんな点数にしているのかも含めて考え直してほしいです。

でも、そんな私たちに朗報です。
ゲームなら点数計算がありません!
すべてCPUがやってくれます。

まずは、今覚えたことを確認しながらゲームをして、リザルト画面にて答え合わせをしていきましょう。
違った場合は、動画を見返すか、こちらのページで確認していきましょう。

点数計算が出来るようになると初心者は卒業のはず。

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