果物・野菜を毎日食べると幸福になる
ワーウィック大学の研究で、12,385名のオーストラリア人を調査した結果、
野菜とフルーツを食べまくれば、確実に人生の満足度がアップするという。
タテ軸は人生の満足度
ヨコ軸は1日に食べる野菜と果物の量
量が多いほど人生の満足度がアップ
「野菜とフルーツには、心理的なメリットも多い。野菜とフルーツを食べると、健康になるよりも早く私たちの幸福感はあがる。」
不幸だと感じている方・幸せになりたい方は、まず、野菜や果物をたくさん食べるのから始めてはいかがでしょうか?
果実と加工品
果物を食べるのと、濃縮還元された果汁100%のジュースの違いはあるのでしょうか?
加工されたジュースには、果物に含まれていた食物繊維は、ほぼ取り除かれ、ビタミンやミネラルは加熱処理される過程で壊れてしまう。なので、果実と果汁ジュースでは、栄養のバランスがまったく違ったものになっているとのこと。
つまり、果汁100%ジュースを飲んでも健康にはそれほど意味はない。摂りすぎると体に悪い果糖が大量にとれるおまけつきです。飲むとしたら、ジュースは1日コップ1杯ぐらいまで。
ここまでくると、加工すればするほど、果物がもともと持っていたパワー(バランス)が落ちるように感じます。
人工的に手を加えて品種改良された野菜や果物はどうなっているのか?
興味のるつぼ第1号農薬ゼミによると、野菜や果物を品種改良により甘くすることで子供にとって食べやすくなる一方、野菜自体のビタミンCの含有量の減少が指摘されている。
「ほうれん草に含まれるビタミンCの量が過去50年間低下し続けている。1992年の夏物のほうれん草に含まれるビタミンCの量は、1946年のおよそ10分の1である。ほうれん草は、本来冬が旬の作物であるが、多くの野菜同様に今では年中入手できるようになった。」
旬がなく年中収穫できるように品種改良された結果、栄養は減少してしまった。
甘い・見た目がいいからといって中身は…。と、見た目重視社会になっている人間にも言える。(見た目はたくさんの人を引き付けるが、人格は長く人を引き付ける)
今度は栄養も考慮して品種改良してほしいです。
現在の甘くされたトマトやニンジンなどは栄養価は昔の品種に比べて少なく、さらにそれを加工してさらにパワーが減ったモノを私たちは買って食べているということになります。
皮が重要
野菜や果物は皮に特に栄養があるようです。
リンゴの皮にはビタミンA、C、カリウムなど、全体の約3分の1の栄養素、果実の57倍もポリフェノールがふくまれている。ナス・ジャガイモ(芽は取り除いて)・ぶどう・梨・桃なども皮ごと食べたほうが栄養が取れます。ストロベリーやブルーベリーは皮をむく必要がないのでおすすめです。
ただし、農薬がついている可能性があるので洗ってから食べましょう。
食べるベストなタイミング
その土地の気候と私たちの体は関係性があり、実がなったときに食べるのがちょうどいいタイミングです。
近くに実っている木をモニタリングしておいて、実がなったときにその果物を食べるのがベスト。バナナの実がなっている時、お店でバナナを買って食べるということです。
旬の野菜や果物は栄養も多く積極的に食べましょう。
私の体は私の食べたものでできています。
家を建てる時も、設計がよくても材料が悪いと快適に過ごせません。
私たちの体もそうです。
材料が悪かったり、不足したりすると良いパフォーマンスができません。
良い素材を、良いタイミングで摂ることで最高のパフォーマンスが発揮されます。
不思議なことの様ですが、そのように世界はできています。
そうです。私たちはいつでも自然と共に生きているのです。